ノルマに追われる職場

8年くらいまで約6年間旅行会社の営業をしていました。旅行会社は華やかな楽しそうなイメージがありますが、そんな楽しい仕事ではありませんでした。不景気になり、企業の福利厚生も恵まれない状況で、慰安旅行のような旅行は減っていくばかりで、不景気の最中に入社しました。入れば楽しい研修期間はありましたが、いざ研修が終わり、新たな配属先に行くとそこは軍隊のような厳しい環境でした。企業の旅行がなければ、商品券の販売やカードの入会勧誘やエンタメチケットの販売など、旅行とは全く関係ないものでも、それでなんとか収入をあげて予算を達成しろとの至上命令でした。それらのノルマは自分で買ったり、親や友達に協力してもらったり、いろいろな方法で取り組みました。ノルマにほど遠いものなら、上司から他の営業マンの前で吊し上げのように怒られ、毎日のように進捗を追われます。それらのノルマは毎年のようにあり、毎年同じ苦しみを味わいます。苦しみながら達成しても「ごくろうさま」の一言で、何事もなかったように次のノルマを課され、また苦痛を味わいます。若手は先輩や上司の指示に従うだけで、従わなければ直属のリーダーも巻き添えにして、リーダーともども怒られます。何度もまる1日旅行の営業をせず、商品券やエンタメチケットの営業をしていたこともありました。自分は旅行会社の社員なのに、何を売ってるんだろうと自問する日々でした。バブルの時は旅行会社はすごく利益があった話をよく聞きましたが、不況のこの時期に同じ感覚で上司に当たり前のようになんで旅行が獲得できないのかと言われても、時代が違うしか言いようがないのです。いくらノルマで自分のお金が飛んでいったかと考えると辛かったです。

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